(東京から引っ越してきた人の作った京都小事典)

暖簾(京都の街角写真から)           (INDEX:索引へ)


京都の街を歩いていると暖簾を架けている店が多い。これがいい雰囲気を醸し出し京都の街の光景を生み出している
これが「京都の街角写真」を作ろうと決心させた大きな要因の一つである。

暖簾の目的は、(1)何をやっている店かを道行く人に知らしめる、(2)現在営業しているかを知らしめる(営業していないときは暖簾を仕舞う)であろうか。


暖簾の代表)「加藤健旗店」
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丸太町通御前西入ル
典型的な「暖簾形式」で、誰が見ても「暖簾を売っている」ことがわかる。

ところが写真を集めてみると、なかなか分類が難しい。なにかよいアイディアがあればお教え頂きたい。
さらに、営業している時に写真を撮らなければいけないし、かつほとんどの店が数種類の暖簾を持っている。

「本田味噌本店」
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室町通一条上ル
普段は「左側」の「大きな屋号紋の暖簾」を架けているが、なにかの折に「右側のお椀印の暖簾」を架けるようです。このように数種類の暖簾を使い分けている。

以下は、今回偶々撮影したものを掲載しているのに過ぎないことを、ご理解ください。




「帯の岩田」「宮階織物」「草喰なかひがし」
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姉小路通烏丸西入ル笹屋町通六軒町西入ル今出川通・白川通交差点を(ずっと)東入ル
「美しい帯」を目指すのかと思ったら、創業者の出身地「美濃」の「美」を表しているとのこと。織物を作る道具の杼をデザイン化したもの。カメラ暖簾と似ていなくもない。美山荘の兄弟店(ここも予約の取りにくいミシュラン)は暖簾をしばしば替える、今日は申年の正月。




京錺(かざり)「竹影堂」かばん「SLOW」京都店デコ・ジャパン
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押小路通麩屋町西入ル蛸薬師通御幸町西入ル堺町通御池下ル
「錺(かざり)金具」を作っていることを示す「立派な日除け暖簾」。「水引暖簾」も架けている。最近の店だが、“レトロ”な「日除け暖簾」を架けている。「商品名の大きさ」が目立つ。「新しいFashonLeader」らしく(従来とは異なって)幅の狭い日除け暖簾を架けている。