京都の街角写真

旧二条通           (INDEX:索引へ)


京都「通り名わらべ唄」にも出てこないし、【森谷】にも記載されていない。
平安京二条通の200mほど北側の位置に、古くから「旧二条通」と通称される通りが存在した。
しかし昭和3年(1928)の京都市告示で「旧二条通」は「太子道」と改称され、「旧二条通」は廃止された。

ところが最近の道路整備で「太子道」が1本南側に移動して「新太子道」になった途端、(おかしな表現だが)「旧二条通」が復活した。
市バス停「出世稲荷神社前」は、神社移転に際し「千本旧二条」に改名された。かくの如く「旧二条通」は市民に愛されている

このように複雑な事情があり、「旧二条通」は明確でない。ここでは
東は千本通の元出世稲荷神社を起点とし、「新太子道」の1本北側を通り、西は「西大路太子道」(で合流)を終点
とした。「旧二条通」の地図はこちら

概ね「朱雀二条商店街」になっており、市バスは走っていない。

北側東西位置南側
バス停「千本旧二条



市バスのみならず、京都バス・JRバスも皆「千本旧二条」。
clickすれば大きな画像 「旧二条通」にあった「出世稲荷神社」は2012年7月に「左京区大原来迎院町」に移転し、「石碑」のみを残す。
これを契機にバス停「出世稲荷神社前」は「千本旧二条」に改称された。

(撮影:2017/7/29)
「布袋餅菓舗」

街の和菓子屋ですが、「木の芽上用(薯蕷)饅頭」「しば漬大福」は他所には見られない工夫がある。

(千本西入ル)

<平安>大内裏(朝堂院)

(撮影:2013/3/7)
clickすれば大きな画像 千本西入ル

西大路東入ル



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clickすれば大きな画像 「京都旧二條鳴海餅」

昭和43年(1968)創業。看板の「旧二条」の文字が光る。市内に展開している「鳴海餅本店」とは別系列。

(七本松東入ル−下ル)

<平安>大内裏(兵部省)

(撮影:2016/12/10)
「豊楽院跡」

「旧二条通」の2本北(丸太町通の1本南)・「七本松通」の2本東の位置に案内板がある。

(七本松東入ル−上ル)

<平安>(この辺一帯=)大内裏(豊楽院

(撮影:2013/3/7)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 駄菓子の「たくま」

「朱雀二条商店街」に相応しい街の駄菓子屋さん。雰囲気たっぷり。

(御前東入ル)

<平安>大内裏(右馬寮)

(撮影:2013/3/7)
「朱雀第六小学校」

正門横に「治部省跡」の案内板が建っている(写真)。

(御前東入ル)

<平安>大内裏(治部省

(撮影:2016/12/10)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 かりんとう「あめんぼ堂」

2010年オープン。いろいろな種類のかりんとうを製造販売している「かりんとう専門店」。かなりGoodです。

(御前西入ル)

<平安>小野篁

(撮影:2016/12/10)
宇治茶の店「やまもと」

立派な看板には「宇治御茶司やまもと本店」とあるが、詳細は不明。

(御前東入ル)

<平安>大内裏(右馬寮)

(撮影:2016/12/10)
clickすれば大きな画像 clickすれば大きな画像 みかど羊羹「宿久屋」

「大内裏跡」近くで作っていることから「みかど羊羹」と名付けたのでしょうが、どこで売っているのか。

(西大路東入ル)

(撮影:2013/3/7)
「西大路太子道」交差点



「花園大学」へは「新太子道」にあるバス停「太子道」が近い。案内標識はこのことを示している。
気分目「西大路太子道」標識より少し南にある。
clickすれば大きな画像 「新太子道」は少し東側まで延長していて「旧二条通」の一本南側を通っている。

(撮影:2019/11/12)